高校受験用の市販教材が多く発売されています。
ただ、近所の本屋さんでは見かけない教材も沢山あります。
難関私立高校の受験を考えている場合、学校の授業内容だけでは厳しいことが予想されます。
塾なしで難関私立高校の受験を目指す場合、市販の専用の教材を準備し、進めていく必要があります。
難関私立高校の受験に対応した教材は、近所の本屋さんには売っていないことが多いので、ネットで探して購入するようにしましょう。
私立高校の入試は数学・国語・英語の3科入試が多いですので、今回は3科目に絞っておすすめの教材を紹介していきます。
【数学】難関私立高校向けの市販教材
難関私立高校の数学の入試問題は、公立中学校で習うレベルでは太刀打ちできないことが予想されます。
また、時間をかけて解けたとしても、最後まで終わらない可能性もあります。
普段から難問にチャレンジし、解き方を覚えることが大切です。
数学というと「閃きが必要」と思っているお子様も多いですが、解き方を覚えることの方が効率的です。
入試本番で解き方を考えるのではなく、すぐに解き始めるくらいまで訓練をしておく必要があります。
そのため、解き方を学ぶための教材と、問題量を確保するための教材を準備しておくようにしましょう。
- 解き方を覚えることが大切
- 解き方を学ぶ教材を準備する
- 問題量を確保するための教材を準備する
- 大手進学塾でも教えている解き方を自分で学ぶことが出来ます
- 図形分野が特に重要です
「瞬解」はとても素晴らしい教材です。
以前に使い方も含めて書いたページがあるので、参考にしていただければと思います。
- 「瞬解」で覚えた解き方を使えるようにしましょう
- 「レベルアップ演習」専用のノートを作ると効果的です
「瞬解」で覚えた解き方を自分のものにするために、演習量を増やすことが大切です。
「High スタンダード演習」は高校への数学の増刊号となっており、良問が多く掲載されています。
専用のノートを作り、1題1題丁寧に解いていくようにしましょう。
- 「瞬解」で覚えた解き方を使えるようにしましょう
- 「レベルアップ演習」が全て終わった後にやると効果的です
「レベルアップ演習」が終わった方は、更に問題演習量を確保するために「Highスタンダード演習」に取り組むようにしましょう。
「Highスタンダード演習」も高校への数学の増刊号となっており、良問が多く掲載されています。
難関私立高校の受験を考えている場合、上の3冊を準備することをおすすめいたします。
まずは「瞬解」を使って難問の解き方を覚えていきましょう。
「瞬解」が全て終わったら「レベルアップ演習」を使って、解き方を使いこなせるかの確認をして下さい。
「レベルアップ演習」をやる時、手元に「瞬解」を置いておくと良いでしょう。
「レベルアップ演習」が全て終わったら、最後に「Highスタンダード演習」に取り組んで下さい。
「Highスタンダード演習」が終わったら、もう一度「レベルアップ演習」の解き直しをしてみましょう。
前に解けなかった問題が解けるようになっているかの確認がとても重要です。
【国語】難関私立高校向けの市販教材
難関私立高校の国語の入試問題は、読解問題の文章の内容が難しく、長くなっています。
そのため、公立中学校の国語の授業で使っている教科書の内容だけでは、苦戦することが予想されます。
普段から内容が難しく、長い文章に慣れておくことが大切です。
また、漢字や語句の勉強は難関私立高校を目指している全ての生徒が訓練しているので、差をつけられないレベルまで訓練しておく必要があります。
志望校によっては古文が出題される可能性もあると思います。
高校入試の古文は難関私立高校の入試問題でも得点源となるので、きっちりと仕上げていくようにしましょう。
- 難解な長文に慣れておく
- 漢字や語句は完璧に仕上げる
- 古文は得点源になる
- 入試頻出の良問を30題解くことが出来ます
- 問題を解いて答え合わせをして終わりにせず、解説を徹底的に読むことが大切です
難関私立高校の入試問題にチャレンジする前に、上の教材を全て終わらせるようにして下さい。
30題全てを解き終え、解説も徹底的に読んだら、志望校と同じレベル学校の入試問題に挑戦すると良いでしょう。
中学3年生の受験生はもちろん、中学1〜2年生のお子様も早い段階から難解な文章に慣れていくことをおすすめいたします。
- 漢字や語句は1冊の教材を繰り返しやると良いでしょう
- 書き込みをせずに何回も解くようにしましょう
難関私立高校を受験する生徒は、漢字や語句は完璧にして来ます。
そのため、出来ないと差をつけられてしまいます。
覚えたら確実に得点が取れる分野ですので、中学1年生のうちから毎日こつこつと積み重ねをしていくようにして下さい。
- 古文の現代語訳を作る訓練が大切です
- 現代語訳が作れるようになると問題は解けます
「古文 完全攻略63選 」はとても素晴らしい教材です。
詳しい説明を書いたページがあるので、参考にしていただければと思います。
難関私立高校の受験を考えている場合、上の3冊を準備することをおすすめいたします。
ただ、読解問題の練習が30題しかありませんので、志望校と同じレベルの過去問も準備しておくようにして下さい。
漢字・語句・古文は入試問題の国語で得点源となる分野なので、完璧に仕上げておくことが重要です。
他の受験生もきっちりと仕上げて来ますので、とにかく差をつけられないようしましょう。
【英語】難関私立高校向けの市販教材
難関私立高校の英語の入試問題は、公立中学校で習うレベルでは太刀打ちできないことが予想されます。
まず単語量を増やさないと長文を読みこなすことが出来ません。
英語の長文も国語の読解問題と同様に、答えの根拠となる場所を探すことが大切です。
そのためには、内容把握が出来ないと困ります。
単語・熟語量を増やし、内容把握が出来るレベルまで訓練をしておきましょう。
また、細かい文法の知識も必要となってきます。
仮に英検2級を持っていたとしても安心することは出来ません。
英検とは違った受験用の勉強をしていくようにしましょう。
- 単語・熟語量を増やす
- 長文の内容が分かるまで訓練をする
- 細かい文法問題に慣れる
- 単語や熟語を覚える際、例文を覚えると良いでしょう
- 中学1年生レベルから始まるので、早めにスタートすると効率的です
単語と熟語は「システム英単語」を1冊徹底的にやると良いでしょう。
中学1年生レベルから最難関の高校入試に至るまでの単語と熟語を網羅しています。
単語を覚える時に例文ごと覚えると効果的です。
- テーマ別に学習することにより、ポイントが分かるようになります
- 志望校の過去問に取り掛かる前に、終わらせるようにしましょう
テーマ別に長文の学習を進めることにより、どんな点に注意すれば良いのかが分かるようになります。
国語の読解問題と同じで、答えの根拠を探すことを徹底することで間違いが減っていきます。
曖昧に答えるのではなく、必ず根拠を探すようにして下さい。
- ハイレベルな文法問題が掲載されています
- 志望校の過去問に取り掛かる前に、終わらせるようにしましょう
英検2級を持っていたり、インター校に通っていたりする生徒でも、高校入試の文法問題で間違えてしまうことは多々あります。
空所補充・語句整序・書き換え・正誤問題など、しっかりと訓練をしておくことで本番で落ち着いて解くことが出来るようになるものです。
志望校の過去問に取り掛かる前に、全て解けるようにしておきましょう。
もし解説を読んでも理解出来ない文法事項があった場合、文法専門の参考書を読み直す必要があります。
文法専門の参考書としては、「新装版 英文法のトリセツ 中学レベル完結編」がおすすめです。
難関私立高校の英語の入試問題で出題される長文や文法問題は、公立中学校の教科書だけでは厳しいことが予想されます。
まず単語・熟語量を増やさないと長文の内容把握が出来ません。
内容把握が出来ないと、問題を解く際に根拠を見つけることが出来ず曖昧なまま答えることになってしまいます。
単語や熟語を覚えるのは中学1年生から始めることが可能です。
中学1年生から単語や熟語覚えていくと、英検を受験する際にも有利になります。
次に文法問題も記号だけでなく、書き換えなどが出題されることがあるため、スペルを書けるようにしておくことが大切です。
また、定番の文法問題は必ず解けるように訓練をしておきましょう。
まとめ
難関私立高校の受験を考えている中学生におすすめの市販教材をご紹介いたしました。
なかなか近所の本屋さんでは見ないものもあったことでしょう。
最近はインターネットで簡単に購入することが出来るので、遠くの大きな本屋さんまで探しに行く必要がありません。
上で紹介した数学・国語・英語のハイレベルな教材を学習することにより確実に実力がついていきます。
中学3年生は限られた時間で効率良く取り組んでいく必要があります。
中学1〜2年生であれば余裕を持って取り組むことが出来ます。
後で焦ったり、後悔したりすることがないよう、すぐにでも取り組むことが大切です。
難関私立高校の入試で2科目を得意科目とし、残り1科目を最低限の得点が取れるようにしておくと合格の可能性が高くなります。
志望校合格目指して頑張りましょう!