難関私立高校の英語の試験は、中学校の勉強だけでは太刀打ちできないと思います。
塾に通われている人でしたら、対策用のテキストをお持ちだ思います。
塾に通わず私立高校を目指している人は、市販のテキストを準備して対策を進める必要があります。
単語・文法・長文読解など、ジャンル別に必要なテキストを準備していきましょう。
単語帳
私立高校の長文を読むためには、単語力をつけておく必要があります。
英検3級(中学卒業程度)を持っていたとしても、安心は出来ません。
実際に1度過去問を解いてみると、難しい単語が多いことに気がつくと思います。
また、熟語も覚えておかないと意味が分からないことが多々あります。
そのため、早い段階から単語・熟語を覚えていく必要があります。
オススメの英単語帳として「システム英単語(中学版) [ 霜康司 ]」があります。
大学受験で人気の高い「システム英単語改訂新版 (駿台受験シリーズ) [ 刀祢雅彦 ]」の中学生版となります。
1冊しっかりと覚えれば、高校入試で出題される長文の意味がほとんど分かるようになると思います。
文法
私立高校の入試で出題される文法問題も、中学校の勉強だけでは太刀打ちできないと思います。
塾に通っている人は、授業で対策をしていると思います。
市販テキストで対策をする場合、ある程度レベルの高いものを準備するようにしましょう。
たとえば、「英文法難関攻略20選 (高校入試特訓シリーズ)」などはオススメです。
「高校入試特訓シリーズ」は、難関私立高校を目指している人にオススメのテキストです。
英語だけでなく、数学・国語もジャンル別に発売されているので、必要なものを準備すると良いでしょう。(中学生の「古文」を苦手分野から得意分野に変える)
長文読解
単語力を高めたら、長文読解にチャレンジしていきましょう。
中3の夏くらいから、過去問で時間配分の練習をしておくことも大切です。
それまでの期間は、難しい長文で練習をしておくと良いでしょう。
「英語長文テーマ別難関攻略30選 (高校入試特訓シリーズ)」は、題名通りテーマ別に長文読解の練習をすることが出来ます。
難関私立高校の入試問題を分析し、テーマは「物語文・自然科学系論説文・文化人文・歴史」などになっております。
ほかにも、「英語長文難関攻略30選 (高校入試特訓シリーズ)」がオススメです。
こちらもジャンル分けされた長文の練習をすることが出来ます。
2冊準備したとしても長文は60個なので、2〜3ヶ月で終わらせることが出来ると思います。
中3になったら準備をし、早めに取り組んでいくと良いでしょう。
「【高校入試】難関高校の英語の長文読解対策とおすすめ教材」という記事で長文読解について詳しく書いてみました。
もし良ければ参考にしていただければと思います。
まとめ
難関私立高校の英語の入試問題は非常に難しくなっています。
そのため、事前にしっかりと準備をしておく必要があります。
準備をしっかりとしておくと、英語を得点源にすることが出来ます。
私立高校の場合、英語・数学・国語の3科目受験の学校が多いので、英語と数学を得点源にすることが出来ると合格の可能性が高まります。
英単語・英熟語をコツコツと覚え、文法・長文読解の練習をすることにより、英語で安定した得点が取れるようにしていきたいものです。