高校入試の国語で確実に点数が取れる分野は「知識事項」です。
高校入試における知識事項とは
- 漢字・語句(四字熟語・慣用句・ことわざ含む)
- 敬語
- 表現技法
- 故事成語
- 文学史
- 文法
ぱっと思いつくだけでも、上記のようなものがあります。
覚えてしまえば確実に得点が取れるようになると思います。
また、漢字や語句を覚えることにより現代文の読解がしやすくなるというメリットもあります。
知識事項別に教材を準備しても良いかもしれませんが、1冊にまとまっている使いやすい市販教材もあります。
それぞれ別々に勉強をするとなると、時間がかかってしまいますし、途中で挫折してしまうこともあるかと思います。
限られた時間を有効活用して、合格を勝ち取れるようにしましょう。
高校入試の国語で確実に得点を取る
高校入試の国語では、多くの学校で漢字や語句に関する問題が出題されます。
漢字や語句は学校ごとに配点は違いますが、覚えていれば確実に得点を取ることが出来る分野です。
では、覚えるためにどうするかと言えば、反復練習をすることが大切です。
頭がいいとか頭が悪いとかは関係ありません。
とにかく練習をしっかりしたお子様が出来るようになっていきます。
また、漢字や語句だけではなく、四字熟語や慣用句、ことわざ、敬語、文学史も反復練習で覚えたお子様が出来るようになります。
高校入試であと1点取れればということがないように、普段から漢字・語句・四字熟語・慣用句・ことわざ・敬語・文学史の学習をしておくことをおすすめします。
文法は積み重ねが大切
現代語の文法は中学1年生から学習が始まります。
最初に文節・単語に分ける学習を始めますが、各品詞を学習していないので、どうしても躓いてしまうお子様がいます。
この最初に学習する文節・単語の段階で「文法は難しい」と思い込んでしまうと、その後の文法の学習も分からないままになってしまいます。
しかし、高校入試で出題される文法は、解き方を覚えてしまうと確実に得点が取れるようになります。
もし最初で躓いてしまっても、諦めることなく練習するようにしましょう。
各品詞の学習が終わった後に、もう一度文節・単語に分ける作業をしてみると、意外とすんなり出来るようになっているものです。
1冊の教材で国語の知識事項を確認する
高校入試の知識事項を確認するため、各分野ごとに教材を準備するより、まとまっている1冊をやり切ることをおすすめします。
理由は、1冊やり切ったという自信がつくからです。
また、1冊であれば持ち運びにも便利だからです。
もし心配であれば1冊終わった後で、苦手分野に特化して他の教材を準備すると良いでしょう。
『国語知識問題完全攻略13選 【知識問題を完全マスター】 (高校入試特訓シリーズ)』は、高校入試で頻出の知識問題をまとめてある市販教材です。
- 第1章 漢字・語句(熟語の構成・三字熟語・四字熟語・ことわざ・慣用句・類義語・対義語)
- 第2章 敬語・表現技法・故事成語・文学史・古文・漢文
- 第3章 文法
- 第4章 入試問題に挑戦
上記のような構成となっています。
最初のページに「学習計画例」が掲載されており、時間がないお子様や自分の志望校にあった勉強をしたいお子様の参考になると思います。
古文の学習
高校入試の古文も、練習を積むと確実に得点が取れる分野です。
古文の文法や古語を覚えるという作業は殆ど必要ありません。(最低限の古語は覚える必要あり)
上記の『国語知識問題完全攻略13選 【知識問題を完全マスター】 (高校入試特訓シリーズ)』にも古文の単元が掲載されています。
しかし、古文の単元の問題数では少ないので、別途古文の学習用に教材を準備した方が効果的です。
具体的な教材や勉強方法は【中学生の「古文」を苦手分野から得意分野に変える】の記事で書きました。
もし、古文が苦手というお子様がいましたら、ぜひ参考にしていただければと思います。
まとめ
高校入試の国語で安定的に得点をとるために、知識事項の学習をしておくことが大切です。
現代文の読解問題が非常に難しく差がつかない時に、他の子に比べ漢字や語句の問題が出来ないと差をつけられてしまいます。
高校入試を目指しているお子様は、漢字や語句の学習をしているものです。
他の子に負けないよう、国語の知識事項の学習を反復して行うようにしましょう。