都道府県を覚えておかないと、地理の学習に支障をきたします。
学校では小学4年生で覚えることが多いと思いますが、なかなか覚えきらないお子様もいます。
また、一度覚えても忘れてしまうことありますので最初は定期的に確認をするようにしましょう。
都道府県を覚えたら、山地や平野、川を覚えるようにしてください。
地形を覚えることにより、農業や林業の学習がスムーズに進むようになります。
さらに、歴史の勉強をしていると場所を聞かれることがあったり、公民の勉強で都市名を聞かれることがあったりもします。
したがって、社会の勉強の土台となる都道府県をまずは覚え、次に山地や平野、川、そして代表的な都市を覚えるようにすると効果的です。
それでは都道府県、地形、都市を覚えるために準備しておくべきものを確認していきましょう。
都道府県を覚えるための地図帳とパズル
都道府県を覚えるのであれば、それほど細かい地図は必要ありません。
逆に、パズルなどを使って覚えると、都道府県の形まで覚えることが出来るので効果的です。
中学入試の問題では都道府県の形を抜き出した問題が出題されることがよくあります。
せっかく答えの都道府県が分かっても形が分からず、正解にたどり着けなかったら悔しいですよね。
最近は市販の地図帳やパズルで良い物が沢山あるので、近くの書店などで探してみることをオススメします。
ただ、近くに書店がない方や、小さな書店のため置いてないということもあるでしょう。
その場合、ネットで調べて良さそうなものを購入することをオススメします。
Amazonや楽天市場には沢山の地図やパズルがあります。
オススメの地図パズル
都道府県を覚えるのであれば、パズルも効果的だと思います。
パズルを使って都道府県を覚えるメリットは、形まで覚えることが出来るという点です。
中学入試をお考えの場合、都道府県の形から問題を解く必要が出てきます。
せっかく都道府県の位置を覚えても形を覚えておかないと、解けない問題があります。
早い段階で都道府県の形まで覚えるようにすると、後々楽になってきます。
学研のパズルは木製となっています。
都道府県が漢字と平仮名で書かれているので、小さなお子様でも読むことが出来ます。
幼稚園に通われているお子様や、小学校低学年のお子様にオススメです。
少々お値段が高いですが、ご兄弟で使うことを考えれば、上のお子様用に購入してみてはどうでしょうか。
オススメの地図帳
各県の基本データや産業、特産品、自然・環境などが見やすくまとまっています。
オールカラーなので、小学生にはオススメです。
これから日本の地理を勉強しようと考えているお子様は、最初は興味が持てる地図帳からスタートするとスムーズに進むと思います。
都道府県や山地、平野、川の勉強がある程度進んできたら、少し詳しい地図帳を準備して、更に細かい知識を確認するようにしましょう。
なるべく新しい地図帳・資料集を購入することが大切です。
特に、世界遺産は毎年新しく登録される場所があるので、注意が必要です。
地図帳を使って覚える作業をしたら、白地図を使って出来るかどうか確認をするようにしましょう。
覚えたつもりでいても、実際に問題を解いてみると忘れてしまっていたということがあります。
中学受験で有名なSAPIXの白地図ですので、とても使いやすく出来ています。
残念なのは、発行年度が古いの資料の確認や時事問題用としては使えない点です。
まとめ
日本地理の勉強をする場合、まずは都道府県をしっかりと覚えることが重要です。
都道府県に暗記と聞くとイヤになってしまうお子様もいますので、最初の段階で工夫をしてあげると良いでしょう。
工夫というのは、オールカラーの地図帳で楽しく勉強するとか、パズルを使って手を動かしながら覚えるといったようことです。
また、トイレに日本地図を貼っている方も多くいます。
なるべく早い段階で都道府県、山地、平野、川などを覚えてしまうと、その後の社会の勉強がスムーズに進んでいきます。