夏休みの読書感想文をはじめ、卒業文集など、小学生でも作文を書く機会があります。
また、大学入試の変化に伴い、今後さらに文章を書く機会が増えてくることが予想されます。
作文は実際に書いて練習をしないと、なかなか上手くなりません。
まずは下手でもいいので書くことから始めてみましょう。
小学1〜3年生向けの作文用テキスト
小学1〜3年生ですと、なかなか作文を書き出すことが出来ないお子様もいます。
そんなお子様にオススメな作文用のテキストが「作文天国小学低学年1・2・3年生 なぞりがきコース [ こども作文研究会 ]」です。
「なぞり書き」をすることで、書くことに慣れることが出来ます。
書き始めをどうするか、内容をどうするかなど、1人で書けないお子様にオススメのテキストです。
とにかく「書き始める」ことが何よりも大切です。
最初は内容にはこだわらず、とにかく1行でも書いたら褒めてあげることが重要です。
作文天国小学低学年1・2・3年生 なぞりがきコース [ こども作文研究会 ]
他にも小学1〜3年生にオススメの作文用テキストとして「宮川式 10分作文らくらくプリント 小学校低学年編 [ 宮川 俊彦 ]」があります。
10分で出来るので、毎日の隙間時間を使って作文の練習が出来ます。
テーマが分かれていて、小学校低学年のお子様で書きやすい内容となっています。
やはりお子様が書いた文をしっかりと読んであげ、褒めてあげることが大切です。
小学1〜3年生のうちに作文を書くことに慣れておくと、小学4〜6年生になった時に困ることがないと思います。
小学4〜6年生向けの作文用テキスト
小学4〜6年生になると、内容にも注意が必要になってきます。
ただ、書くことに慣れていないと、なかなか作文を書き出すことが出来ません。
低学年のうちに、作文の練習をしていなかった場合、無理をせず最初は基本的なテキストから始める方が良いでしょう。
そこでオススメなのが「小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本 [ 中根 克明 ]」です。
このテキストは作文用だけでなく、読解力も身に付くように作られています。
また、保護者用に指導法があるのも助かると思います。
公立中高一貫校の受験を考えている人にもおすすめのテキストです。
小学生のための読解・作文力がしっかり身につく本 [ 中根 克明 ]
作文の中でも、夏休みの宿題などで出る「読書感想文」が苦手というお子様も多いのではないでしょうか。
私も小学生の頃、どう書いて良いのか悩みました。
そこで、読書感想文対策のテキストも紹介したいと思います。
「読書感想文に役立つ読書&作文セット (学校では教えてくれない大切なこと)」は、読みやすくお子様でも十分理解することが出来ると思います。
読書の大切さ、文章の書き方、そして読書感想文のポイントを漫画を通して学ぶことが出来ます。
読書感想文に役立つ読書&作文セット (学校では教えてくれない大切なこと)
この「学校では教えてくれない」シリーズは面白いジャンルが沢山あるので、一度見てみることをオススメします。
読書習慣をつけることが重要
作文を書くにあたって、普段から本を読んでおくことが大切だと思います。
というのも、本を沢山読んでいると色々な表現に触れることが出来るからです。
作家のような文章は書けないかもしれませんが、それでも色々な表現を使えるようになると思います。
また、語彙力も高まるので色々な単語を使うことが出来るようになると思います。
お子様に「読書をしなさい!」というだけでは効果はありません。
読む本を一緒に準備してあげることが大切です。
関連記事>>小学生の高学年におすすめの読書本6冊
まとめ
作文を苦手にしてしまうお子様は、何を書いたら良いのかが分からないことが多いと思います。
そこで、まずはとにかく「書く」ためのテキスト準備し、書き始めることからスタートすると効果的です。
書き始めることが出来たら、あとは色々なジャンルの作文にチャレンジし、だんだんと書き方に慣れていくようにしましょう。
作文を書く上で、語彙力も大切になってきます。
また、漢字も書けるようにしておく必要があります。
ただ、あれもこれもとなると、イヤになってしまうことがあるので、何を最優先とするか決めておくことが重要です。
作文の練習ということであれば、語彙や漢字が少しくらい間違っていても、軽い注意くらいで終わりにし、書いたことを褒めてあげた方が効果的です。
これからの入試を見据えて、小学生のうちに作文力を身に付けられるよう頑張って下さい。