「プログラミング」という言葉を耳にすることが多くなりました。
2020年度より「プログラミング学習」が小学校・中学校・高校で順次必修化されます。
注意点として、「プログラミング」という科目が出来るわけでありません。
今ある科目の中に「プログラミング学習」が取り入れられていきます。
では、小学生からプログラミングを学ぶメリットはあるのでしょうか。
個人的にはプログラミングを学ぶメリットはおおいにあると考えます。
目次
現代のお子様はスマホ世代
今では小学生がスマホを持っている時代です。
5Gが普及するのもあっという間だと思います。
まず、スマホの普及によりネット接続が簡単になり、爆発的にSNSが流行っています。
お子様がスマホを使ってSNSに夢中になっている姿を見たことがある保護者の方も多いのではないでしょうか。
友人との連絡も昔の電話とは違い、LINEなどのSNSがメインとなっています。
また、ネット接続もスマホが中心となっているのではないでしょうか。
YouTubeを見たり、知らないことをググったりするのもスマホが多くなっていると思います。
意外とパソコンが使えない
スマホやタブレットの操作には慣れているお子様も、意外とパソコンが使えないということがあります。
もちろんパソコンを使ってググったりすることは出来るのですが、WordやExcelといったソフトを使うことが出来なかったりします。
また、スマホの入力は驚くほど早いのですが、パソコンになると指1本でタイピングをするため、入力が遅くなってしまうといったことがあります。
スマホが普及し、とても便利になった反面、社会に出てから使うことが多いパソコンに慣れる機会が減ってしまっています。
小学生のうちからプログラミング学習を始めるメリット
- パソコンの操作に慣れることが出来る
- 論理的思考力を身につけることが出来る
- プレゼンテーション力が身につく
パソコンの操作に慣れることが出来る
小学生のうちからプログラミング学習を始めるメリットは上の3つがあると思います。
個人的には、「パソコンの操作に慣れることが出来る」のが一番大きいと思います。
社会に出るとスマホではなくパソコンを使って仕事をすることが増えます。
タイピングが早いだけでも、時間の節約になります。
また、色々なパソコンのソフトを使いこなすことが出来れば、それだけ効率良く仕事を進めることが出来ます。
論理的思考力を身につけることが出来る
プログラミングを学ぶと論理的思考力が身につきます。
理由は、小学生が学習するプログラミングでも論理的にプログラミングを書かないと、思ったようにロボットなどが動かないからです。
一つの動作が終了した後、次の動作をさせるためにはどうすればいいのか、などについて自分で考えないといけません。
興味があることであれば、小学生であっても論理的に考えを進めるようになります。
プレゼンテーション力が身につく
プログラミング学習とプレゼンテーション力は関係ないように思えるかもしれません。
しかし、自分で作成したプログラミングやロボットの発表会があったらどうでしょう。
自分が作った物を人に説明しないといけないので、プレゼンテーション力が必要となってきます。
興味を持って作った作品や、自信がある作品であれば、その良さを人に紹介したくなるものです。
PowerPointなどのプレゼンテーション用のソフトの使い方も覚えることが出来、一石二鳥ではないでしょうか。
小学生のプログラミング学習教材
最近は市販のプログラミング教材が発売されています。
したがって、自分でプログラミングを学習することが出来ます。
- 小学1・2年生用のプログラミング教材です
- パソコンを使わず学習することが出来ます
- マインクラフトでゲームを作ってプログラミングを学ぶことが出来ます
- 解説動画あるので分かりやすいです
- Scratchを初めて学ぶのに有効です
- ゲームを作りながらプログラミングを学ぶことが出来ます
- プログラミングを勉強し始める前に知っておきたい基礎知識を学ぶことが出来ます
- 難しい漢字にはふりがなが書いてあり、小学生でも読むことが出来ます
まとめ
小学生がプログラミングを学習するメリットはおおいにあると考えます。
一番のメリットは、パソコンの操作に慣れることが出来る点だと思います。
大学を卒業して社会人になるとパソコンを使う機会が増えてきます。
スマホとパソコンでは入力の仕方が違ったり、使うソフトが違ったりするので、学生のうちに使い方に慣れておくと後々有利にはたらくことでしょう。
また、プログラミングを学ぶことにより論理的思考力やプレゼンテーション力を高めることも出来ることでしょう。
学校で学ぶことになるプログラミングですが、興味があれば家庭で勉強してみると良いかと思います。
興味を持ちながら勉強することにより、今後役立つ知識や技能を身につけることが出来ることでしょう。