小学校でも歴史の勉強はしていたと思いますが、中学校ではもっと細かいことを勉強することになります。
したがって、覚えることが増えてきます。
さらに、定期テストがあるので、数ヶ月先まで覚えておかないといけません。
もっと言うと、公立高校の入試で歴史の問題が出題されるので、数年先まで覚えておく必要が出てきます。
社会科全体が嫌いなお子様はもちろん、歴史が嫌いというお子様は工夫をして覚える必要があります。
メインで使うテキストは学校の教科書とワーク、資料集でかまいません。
ただ、問題量が限られているので、何冊が市販のテキストを準備しておくことをオススメします。
目次
歴史の流れと背景をつかむ
歴史の勉強をする際、「とにかく暗記する」と頑張っていませんか?
何の脈絡もなく暗記することは非常に大変なことです。
せっかく覚えても、すぐに忘れてしまうことが殆どではないでしょうか。
最近は携帯電話(スマホ)の普及で、電話番号を覚える必要がなくなりました。
自宅の電話番号と自分の携帯電話(スマホ)の番号くらいは覚えているかもしれませんが、家族全員の携帯番号を覚えるとなると、結構大変だと思います。
電話番号を覚えるというのも、ただの暗記になるので、使う機会が少ない番号はどんどん忘れていってしまいます。
歴史の勉強をする時に、流れと背景をつかむと出来事に関連性が出てきます。
たとえば、教科書の最初の方に出てくる「田げた」「石包丁」という用語があります。
どちらも稲作の時に使っていた道具なので、時代としては弥生時代です。
したがって、「田げた」「石包丁」という用語が出てきた文章は弥生時代のことを言っていると分かるようになります。
道具だけでなく、出来事や文化も時代背景と関連性があります。
ただ暗記をするだけでなく、流れや背景をつかむことが大切です。
この流れや背景をつかむという作業をするにあたって、教科書やワーク、資料集だけでは分かりにくいことがあります。
市販のテキストで流れや背景がまとまっている物を1冊準備しておくと便利です。
- 流れをつかむのに最適です
- 写真や図版が多く掲載されています
- 自分でまとめる練習が出来ます
- テスト前だけでなく、普段使いにも最適です
まずは歴史に興味を持つことが大切です。
闇雲に暗記をするのではなく、流れや背景をつかむようにしましょう。
問題を解いて覚えているかの確認
流れや背景をつかみながら暗記を進めたら、問題を解いて覚えているかの確認をしてみましょう。
学校のワークを使ってもかまいませんが、定期テスト前まで取っておきたいと思うお子様もいることでしょう。
また、ワークだけでは問題数が少ないので、市販のテキストを何冊か準備しておくと良いでしょう。
- 過去問をもとに作られています
- 高校入試まで使うことが出来ます。
- 繰り返し学習で覚える作業にも使えます
- 毎日少しずつやっていけます
- 定期テストで満点を取りたいと思っているお子様にオススメです
- 難問にチャレンジしてみたいお子様にもオススメです
まとめ
中学校の歴史の勉強を苦手としてしまっているお子様は、勉強方法を少し変えてみると良いかもしれません。
まずは歴史に興味を持つことが大切です。
次に流れや背景を確認しながら覚えるようにしましょう。
年号の語呂合わせも良いかと思いますが、流れや背景をつかんでおくと忘れにくくなります。
そして、覚えたことを忘れていないかを試すために、問題を解いてみましょう。
問題が解けていれば良いのですが、解けなかった時はもう一度覚え直しをするようにして下さい。
その際、初めて見る用語が出来なかったのか、それとも覚えた用語を忘れてしまっていたのかを確認しておくことが大切です。
初めて見る用語が出てきた時は、全ての単元を学習出来ていない可能性があります。
覚える作業で抜けてしまっている時代をもう一度勉強し直すようにしましょう。
工夫をすることで、中学校で習う歴史は得点が取れるようになります。
ぜひ、早い段階で得点が取れるような勉強方法を見つけて下さい。