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【高校受験】漢検3級を取得して有利に併願を進める方法

高校受験を有利に進めるため、資格を取得するという方法があります。

よく聞くのは「英検」だと思います。

もちろん英検を取得することができる人は英検を取得して有利に高校受験を進めていきましょう。

英語が苦手で英検を取るのが難しいといった人は「漢検」を利用してみてはどうでしょうか。

全国で2125校もの高校で漢検を利用した優遇措置があるのを知っていましたか?(2023年時点)

高校受験で優遇措置を受けるために必要な級は3級以上となります。

今回は漢検3級による高校受験の優遇制度・合格するための勉強法を中心に確認していきましょう。

漢検所持による優遇制度

高校受験では英検だけでなく漢検でも優遇を受けることができる学校があります。

特に推薦を取る際に使用する内申点に加算をしてくれる学校が多くあります。

基準は漢検3級(中学校卒業程度)からとしている学校が多いです。

漢検で優遇がある学校(抜粋)

佼成学園女子(東京都)

3級:内申にプラス1ポイント

準2級以上:内申にプラス2ポイント

 

国士舘高校(東京都)

3級以上:評定にポイント「1」を加点

 

拓殖大学第一高等学校(東京都)

3級以上:内申点に1点加算

 

帝京高等学校(東京都)

3級以上:内申点に1加算

準2級以上:内申点に2加算

 

日本大学豊山女子高等学校(東京都)

3級:プラス1

準2級:プラス2

 

文化学園大学杉並高等学校(東京都)

3級以上:内申が足りない場合、考慮する

 

誠信高等学校(愛知県)

3級以上:内申点に1点加算

 

百合学院高等学校(兵庫県)

3級:10点加算

準2級:20点加算

2級:30点加算

 

全国で2125校も漢検による優遇制度があることに驚きです。

詳しくは漢検の公式ページで確認してみてください。

知らない人も多いと思うので、早めに取得して有利に高校受験を進めていきましょう。

漢字ができるようになると

自分が受験する学校に漢検優遇がないからといって、漢字ができなくてもよいというわけではありません。

高校入試の国語の問題には必ずと言っていいほど漢字が出題されています。

漢検の勉強をすることで漢字ができるようになっていきます。

また、漢検の勉強には漢字の読み・書きだけでなく四字熟語や部首なども含まれています。

知識系の問題でしっかり得点することができるようになるといったメリットがあります。

漢検3級の対策

では、漢検3級に合格するためには、どんな勉強をすればよいのでしょうか?

結論から言いますと、「過去問」を徹底的に演習することで合格できます。

理由は、漢検3級では過去問と同じ漢字が出題され可能性が高いからです。

具体的な勉強方法を確認していきましょう。

準備するもの

漢検3級の勉強をするために必要なものは「過去問」「ノート(裏紙でも可)」だけです。

  1.  過去問に付属している解答用紙をコピーする
  2.  過去問を解く
  3.  答え合わせをする
  4.  得点を出す
  5.  間違えた問題を練習しまくる
  6.  1〜6の繰り返し

過去問の後ろに1回分の解答用紙が付いています。

この解答用紙をコピーして使っていきましょう。

毎回コピーするのは手間がかかりますので、最初に15枚くらいコピーしておくことをおすすめします。

コピーした解答用紙を使用して実際に過去問を解いてみましょう。

漢検3級の制限時間は60分ですので、時間を計りながらやってみましょう。

時間になったら解答を見ながら答え合わせをしていきましょう。

答え合わせをするときに、細かい部分までしっかり見るようにしてください。

間違えて覚えてしまうと大変です。

答え合わせが終わったら合計点を出してみましょう。

漢検3級の合格基準は70%程度となっています。

満点が200点ですので、およそ140点ということになります。

合格基準との差を確認することが重要です。

あと何点取れば合格できるかを知り、対策をしていきます。

対策は、間違えた問題を徹底的に練習するだけです。

特に最後の「漢字の書き」は満点が取れるまで練習をしましょう。

練習が終わったら、次の過去問に取り掛かります。

あとは合格基準に届くまで同じことを繰り返していきます。

毎日繰り返し練習をしていると、1ヶ月もしないうちに合格基準をクリアできるようになります。

ただ、やらないと忘れてしまうので漢検の試験日の1週間くらい前から再度同じ作業を繰り返すようにしてください。

まとめ

「内申点があと1点あったら推薦が取れたのに」

「入試当日、体調が悪くて実力が出せなかった」

資格を利用して有利に進めることで上記のような場合に対応が効くかもしれません。

漢検3級であれば1ヶ月もあれば取得することが十分に可能です。

3級は中学卒業程度の内容となっているので、中1・2で取得してしまうと定期試験の漢字の勉強が楽になるといったメリットもあります。

漢字検定は1年に3回あります。(6月・10月・2月)

早い段階で計画的に漢検を取得してしまうようにしたいものです。

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