難関高校の英語の入試問題で出題される長文は、事前にしっかりとした対策をしておく必要があります。
知識量や判断力が求められる難関高校の英語の長文問題。
多くの学校の長文問題を解くことにより、読解のポイントが掴めるようになると思います。
最近の入試では英語の長文であっても、「論説文」「物語分」「歴史・伝説」などが出題されます。
昔は簡単な会話文や手紙文が多かったと思いますが、最近は内容の難しい長文が出題されることもあります。
保護者の方もお子様の第一志望校の学校の入試問題を確認してみることをおすすめします。
難関を目指しているお子様は、事前に難度の高い教材を使用して、万全の対策をしていくようにしましょう。
目次
難関高校の英語の長文対策におすすめの教材
難関高校の英語の長文対策に『英語長文 難関攻略30選 【全国最難関校・英語長文厳選】 (高校入試特訓シリーズ)』をおすすめします。
近年の入試で出題される「論説文(自然科学・社会科学)」「物語文」「歴史・伝説」「紹介文」「エッセイ」「会話文」「手紙文」「資料読解」が掲載されています。
もちろん解説も詳しく、一人で学習することが可能です。
また、最初に「本書のしくみと利用法」といったページがあるので、どう利用したら良いのかも分かりやすく解説されています。
難しい英語の長文を攻略するためには、色々な要素が必要となってきます。
具体的な要素を以下に書き出していきたいと思います。
英語の長文であっても文脈が重要
「英語の長文を読んでなんとなく意味が分かり問題も解けている」といった感じのお子様も多いのではないでしょうか。
「所々分からないけどなんとかなっている」といった場合、本番で失敗してしまう可能性があります。
もし本番で重要な箇所の意味が分からなかったとすると、本文のストーリーが違ってしまうかもしれません。
したがって、英語の長文であっても一文一文の意味をしっかりと押さえ、文脈を意識して読んでいくことが重要です。
文脈を掴むためには、構文を理解する必要があります。
高校分野の知識が必要となってくることもあるので、しっかりと対策が出来る教材を準備するようにしましょう。
- 英語の長文でも文脈把握が重要
単語力が必要
高校入試の英語の長文を理解するためには「単語力」が必要となってきます。
単語力の中には、単語だけではなく熟語も含まれます。
中学3年生になってから単語を覚えるのではなく、1年生のうちから少しずつ単語量を増やしていくようにしたいものです。
英語の長文で出てくる難解な単語は、スペルを書けることよりも意味が分かることが重要です。
したがって、単語を覚えるといっても書けるようにするのか、意味が分かるようにするのかといった判断が必要となってきます。
出来れば早い段階から英単語を覚える習慣を身につけるようにしていきましょう。
高校入試を意識した単語帳としては、上記の「システム英単語」がおすすめです。
大学入試用の「シス単」で有名ですが、中学版も非常によく出来ています。
- 英語の長文理解には単語力が必要
設問に対しての根拠探し
英語の長文問題は、国語の現代文と同じように「設問の根拠を探す」ことが大切です。
例えば、選択問題でなぜその答えにしたのかをはっきりと答えられると正答率が高まっていきます。
「なんとなく合っていた」ではなく、しっかりと長文の内容を理解して、どこに設問の根拠があったかを分かるようにしていきましょう。
したがって、難関高校の英語の長文対策用の教材は、設問の根拠の解説がしっかりとしているもの選ぶことが重要です。
また、答えが合っていたとしても、しっかりと解説を読んで根拠となる箇所が同じだったかを確認することが大切です。
- 国語の現代文と同じで、根拠探しをする
本文の全訳を確認する
難関高校の英語の長文問題対策として、本文の全訳を確認する作業は外せません。
答え合わせをする際、ただ合っているかだけを確認したのでは不十分です。
「たまたまでも合っていたからいいや」と流してしまうと、力になりません。
分からない箇所があったり、答えの根拠が分からなかったりした場合、全訳を確認するだけで納得がいくこともあります。
もしストーリーを読み違えてしまった場合、どの文で勘違いしてしまったのかを確認することも重要です。
市販の教材でも全訳は付いています。
毎回しっかりと確認するようにしましょう。
- 本文の全訳は必ず確認する
まとめ
難しい英語の長文を攻略するための要素を解説した「英語長文 難関攻略30選 【全国最難関校・英語長文厳選】 (高校入試特訓シリーズ)」は、一人で勉強をするお子様におすすめの1冊です。
学校の教科書レベルとは違う、難関高校の英語の長文読解を出来るようにするためには時間がかかります。
入試直前になって焦るのではなく、事前に万全の準備をしておくようにしましょう。
特に英単語に関しては、早い段階から準備をしておくことが重要です。
高校入試の英語で高配点の長文をしっかりと攻略することが、志望校合格に繋がります。
少しでも早く、対策をしていくようにしましょう。