中学受験の社会の勉強は、小学4年生で「地理」、小学5年生で「地理・歴史」、小学6年生で「公民」の学習をするのが一般的です。
「公民」の学習は「政治」と「経済」に大きく分かれています。
また、国際関係の学習をするのも小学6年生になってからが多いと思います。
グローバル化が進んでいる現在、中学受験でも国際関係の問題が出題されることが多くなっています。
小学6年生の10月頃から「時事問題」の学習する必要もあります。
時事的な出来事から地理や歴史の分野に関連した問題も多く出題されます。
今回は、小学6年生におすすめの社会の市販教材を紹介したいと思います。
公民の市販教材
現代社会の学習は小学6年生になって始まります。
政治・経済・環境・国際関係が中心となります。
新しく習うことが沢山ありますが、1学期で新出単元の学習は終了します。
夏休み前までに公民の学習を終わらせるよう計画を立てるようにしましょう。
- 写真・図表・統計資料・イラストが多く見やすいです
- 入試に役立つ知識を身につけることが出来ます
- 漫画なので取り組みやすいです
- 章末に一問一答がついているので、確認することが出来ます
- コンパクトサイズなので持ち運びに便利です
- 頻出度の高い問題を「でる順」に掲載してあります
地理・歴史の復習
小学4〜5年生で学習した地理・歴史の内容で忘れてしまっているものも多いと思います。
そこで、小学6年生の夏休みに地理・歴史の総復習をする必要がります。
忘れてしまった知識を思い出し、定着させる作業をしましょう。
- 「歴史コラム」など興味を持つための工夫がされています
- 中学受験の歴史の勉強に最適な1冊です
- 地図を用いて視覚的に理解することが出来ます
- ポイントをまとめた「入試ではここが問われる! 」は便利です
- コンパクトサイズなので持ち運びに便利です
- 一度学習した内容の確認に最適です
- 地理分野の学習事項が体系的に身につく工夫がされています
- フルカラーで見やすいです
- 中学入試の統計資料は「日本国勢図会」からが多いです
- 必要な項目をピックアップする必要があります
人気記事中学入試の社会の統計資料は「日本国勢図会」からが多いです
- 日本地理の学習に役立つ1冊です
- 問題集を別に準備する必要があります
時事問題の学習
小学6年生の10月頃から「時事問題」の学習を始める必要があります。
市販の時事問題集が何種類か発売されているので、2冊ほど準備しておくと良いでしょう。
2冊準備する理由は、時事問題の題材で抜けがないかを確認するためです。
また、時事問題集には「あれから◯◯年」といったようなページがあったりもしますので、関連する内容を確認しておくと良いでしょう。
時事的な切り口から地理・歴史に関連する問題が多く出題される学校もありますので、注意をして下さい。
- 予想問題が充実しています
- 理科の時事問題にも役立ちます
- 日能研の時事問題集です
- 問題も多く収録されています
- サピックスの時事問題集です
- 収録されている問題は難しいです
- ニュース月刊誌「ジュニアエラ」を分かりやすくまとめてあります
- 理科の時事問題にも対応しています
- 予想問題が充実しています
- 用語や地図・年表・統計がまとめられています
まとめ
小学6年生の社会の学習のための市販教材を紹介しました。
夏休み前までは公民の学習を進め、夏休みの間に地理・歴史の復習をするようにしましょう。
夏休み以降は過去問に取り掛かりながら、10月頃から時事問題の学習を始めると良いでしょう。
時事問題の勉強を始めたら、関連する地理・歴史の項目もあわせて確認しておくと効果的です。
小学4〜5年生の社会の学習は、用語を忘れてしまっても復習する機会がありましたが、小学6年生は復習する機会が限られていますので、しっかりと覚えることが大切です。
用語の意味や背景まで覚えておくことにより、記述問題にも対応が出来るようになります。
入試本番でしっかりと答えを書くことが出来るよう、しっかりと覚えるようにしましょう。