もし、
- 国語は勉強しても上がらない
- 運に任せる
上記のように考えている中学2年生がいましたら、夏休みに国語の勉強を頑張って欲しいと思います。
まとまった時間が取れる期間ですので、腰を据えて勉強に取り組むことで成績を上げることが出来ます。
普段、なかなか国語の勉強まで手が回っていなかった人は、夏休みの間に頑張って欲しいと思います。
ここで頑張らないと2学期以降も今までと変わりません。
安定して国語で得点が取れるようになることで、高校受験の合格の確率が高まります。
中学2年生の夏休みは、高校受験に向けて非常に重要な期間となります。
まとめて勉強することで国語の力をつけていきましょう。
目次
漢字で安定した得点を取る
高校入試の国語の問題には、漢字が出題されます。
漢字は解き方が分からなくても、覚えてさえいれば得点になります。
普段あまり漢字の勉強をしていなかった人は、夏休みの間、毎日漢字の勉強をするようにしてみましょう。
頑張った成果がすぐに出ます。
では、中学2年生の夏休みに漢字の勉強を頑張るために、どんな準備が必要でしょうか。
- 漢字のテキストを準備する
- 漢字専用のノートを準備する
- 決まった時間に漢字の練習をする
漢字のテキスト
まず、漢字のテキストを1冊準備しましょう。
いざ漢字の勉強をしようと思っても、テキストがなければ何を練習すれば良いのか分からないでしょう。
中学2年生用の漢字のテキストでもかまいませんが、出来れば高校受験用のものを準備しておく方が良いと思います。
漢字のテキストを何冊もやるのではなく、1冊を繰り返し練習して確実に覚えるようにして下さい。
おすすめの漢字のテキストは「高校入試 漢字・語句3000 ワイド版 (受験研究社)」です。
これ1冊を繰り返し練習することで、漢字・語句の力がつきます。
漢字専用のノート
次に、漢字専用のノートを準備するようにしましょう。
本当はいらない紙などでかまわないのですが、ノート1冊やりきったという自信をつけることも大切です。
もちろん1冊といわず、2冊、3冊と頑張って欲しいと思います。
漢字専用のノートはマス目のものをおすすめします。
特に男の子の場合、字が雑だったりするのでマス目のものを使うようにしたいものです。
人に見せたり、提出したりするものではないので、見た目より効率を考えてノートを準備しておくようにして下さい。
決まった時間に漢字の練習をする
夏休みは時間があるので、逆にだらだら過ごしてしまいがちです。
そのため、毎日決まった時間に漢字の練習をすると決めるようにしましょう。
おすすめの時間帯は、朝起きてすぐです。
毎朝15〜20分程度でかまいませんので、継続して漢字の練習をするようにしましょう。
その際、1つの漢字を10回練習するといったような方法は避けましょう。
それよりも1つの漢字を3回くらい練習して、そのページ全部が終わったら自分でテストをして下さい。
出来た問題、間違えた問題をはっきりさせ、効率的に練習をすることで時間短縮を図るようにしましょう。
間違えた漢字だけ再び3回くらい練習をし、もう一度テストをして全部出来るようにしたら、その日の漢字の練習は終了です。
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古典の勉強
中学2年生の夏休みに「古典の勉強」を頑張って欲しいと思います。
古典は出来るようになると、安定して得点を稼げるようになります。
まとめて勉強することで、古典は出来るようになると思います。
- 古文を読む
- 現代語訳を作ってみる
- 問題を解く
- 解説を読みながら丸付けをする
まずは古文を読めるようにする必要があります。
すらすらと読めるようになると、苦手意識がなくなっていきます。
出来れば声を出しならが読むようにすると良いでしょう。
次に現代語訳を作りましょう。
最初は大変だと思いますが、現代語訳を作ることが出来るようになると高校入試の古文は出来るようになります。
そのため、とにかく毎日現代語訳を作ることやってみて下さい。
現代語訳を作ることが出来たら、問題を解いてみましょう。
しっかり意味が分かっていれば、問題はそれほど難しくないと思います。
最後に、解いた問題の答え合わせです。
答え合わせの時に、自分が作った現代語訳があっているかを確認して下さい。
問題の答えが合っているかよりも、現代語訳が合っているかの方が大切です。
もし間違っているところがあったら、解説についている現代語訳と古文を見比べて直しをするようにしましょう。
中学2年生の夏休みに古文を勉強するのであれば、少し難しいですがおすすめのテキストがあります。
夏休みの間に毎日1題ずつ古文の現代語訳をすることで古文を得点源にすることが出来るようになります。
中学2年生の夏休みに読解力をつける
時間がある中学2年生の夏休みに、読解力をつけるための勉強をして欲しいと思います。
読解問題が苦手という子は、自分であれこれ考えてしまっているからかもしれません。
国語の読解問題でも、答えは一つになるように作られています。
ということは、問題を解く方法があるということです。
よく言われることですが、論理的に文章を読み、答えを探すことで正答にたどり着けるように出来ています。
そのため、問題の解き方を勉強することが重要となってきます。
ただ問題を解いて、丸付けをするだけでは出来るようになりません。
まずは読解問題の解き方についてを学び、それから読解問題に取り組むようにしていきましょう。
中学2年生の夏休みに、読解問題の解き方をマスターすることを目標にしてみて下さい。
解き方が分かったら、実践問題に取り組んでいきましょう。
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まとめ
国語もしっかりと勉強することで、得点を上げることが出来ます。
中学2年生の夏休みに、国語の力をつけてみませんか。
普段やっていなかった子は、2学期から大きく変わる可能性があります。
中学3年生になって焦る前に、対策をしておきましょう。
国語で安定して得点を取ることが出来るようになると、志望校選びもしやすくなります。
目標としている高校の合格にも近づくことでしょう。
夏休みが始まる前に、テキストやノートの準備をしておき、初日から取り組んで欲しいと思います。