記事内に広告を含みます

中学受験の志望校選びで中堅校をおすすめする理由

狙い目の中堅校

中学受験の志望校選びで中堅校について調べていますか?

トップ校に入学して欲しいと思うのは当然ですが、受験に100%ありません。

また、小学6年生の2学期の模試の結果を見て、「トップ校は厳しいかもしれない」となってしまう可能性もあります。

その時、焦って学校探しをすることのないよう、早めに中堅校についても調べておくことをおすすめします。

中堅校の中には、もしかすると思ってもいなかったような素晴らしい学校があったりもします。

東京都だけでも200校近くの私立中学校がありますので、中堅校であっても通わせても良いと思える学校があることでしょう。

大学付属の中堅校

大学付属校の人気が高くなっていますが、高校受験よりも中学受験の方が合格しやすいと思われる学校もあります。

もし中学受験で合格することが出来たら、そのまま内部進学で大学まで進むことが可能という魅力があります。

もちろん早慶付属の場合は、中学受験であっても高校受験であっても難易度は高くなっています。

しかし、MARCHの付属については、高校受験よりも中学受験の方が合格しやすいのではないかと思われる学校があります。

具体的には、明大中野・明大中野八王子・中央大附属などが考えられます。

高校受験の偏差値と中学受験の偏差値は別物となりますが、一度確認してみて欲しいと思います。

大学付属校の中には、内部進学よりも他大受験に力を入れている学校もあります。

具体的には、國學院久我山・日大二・成蹊などがあげられます。

これらの学校も高校受験に比べると、中学受験の方が合格しやすいのではないかと思われます。

こちらも高校受験の偏差値を確認してみて欲しいと思います。

出口偏差値に注目

入学するときの偏差値に比べ、卒業時の偏差値が高くなっている学校は、しっかりとお子様の学力を伸ばしてくれているということになります。

したがって、中学受験の偏差値が低かったとしても、6年間でしっかり学力を高め、大学進学実績が素晴らしい学校もあります。

中堅校を調べるときに、大学進学状況を確認してみて下さい。

具体的には、森村学園・成城・桐光学園などがあげられます。

一般受験の他に、指定校推薦もありますので、志望する大学があれば狙っていくことも出来ます。

中堅校の特待生入試

また、中堅校の特待生入試を活用する方法もあります。

特待生入試は午後実施の場合が多いので、受験がしやすくなっています。

具体的には、佼成学園・淑徳巣鴨・聖徳学園などがあります。

特待生で入学するということは、もちろん金銭的なメリットがあります。

ただ、金銭的なメリット以外にも、上位の成績で入学するというメリットがあります。

上位の成績で入学するということは、その中学校の大学進学実績の中のどこかに合格する可能性が高いと思われます。

中堅校の調べ方

では、数多くある私立中学校の中から希望に沿う学校を探すために、どのような手順で調べていくと効率が良いのでしょうか?

まず、通学時間から考えてみましょう。

私立中学への通学時間は片道1時間程度を目安にして下さい。

この1時間は家を出て学校に着くまでの時間です。

また、電車の乗り換え回数やラッシュ時の混み具合も事前に確認しておくと良いでしょう。

これだけでだいぶ学校を絞ることが出来ます。

次に、共学・別学の希望があるようでしたら、希望に合う学校に絞るようにしてみましょう。

この時点でだいぶ学校数が絞られてきていると思います。

最後に、大学付属・進学校で絞るようにしてみましょう。

ただ、共学・別学よりも大学付属・進学校の方が優先度が高い場合は、逆の順序で絞っていくようにして下さい。

学校を絞ることが出来たら、ホームページで詳しい情報を確認していきましょう。

最近は、どの学校も情報公開が進んでおり、大学進学状況などを確認することが出来ます。

また、出来れば「受験案内」を事前に準備しておくと便利です。

関連記事【中学・高校受験】市販の受験案内で志望校・併願校選び

ホームページや受験案内で調べ終わったら、学校説明会に参加するようにしてみて下さい。

オンラインで説明会をしている学校が増えていますので、気軽に参加することが可能です。

もし学校見学をすることが出来るチャンスがあれば、ぜひ学校を見ておくようにしましょう。

保護者の方とお子様が気に入れば、受験校として過去問対策をしていく準備をして下さい。

まとめ

中学受験は保護者の方が学校選びをしてあげる必要があります。

その際、偏差値だけで学校を判断するのではなく、しっかり調べてみることが重要です。

また、高校受験ではどうなっているのかも調べてみると、新しい発見があるかもしれません。

さらに、大学進学状況を確認することで、入学時の偏差値に比べて良い結果となっている学校は、それだけしっかり学力を伸ばす努力をしてくれているのではないでしょうか。

数多くの私立中学校があるので、全ての学校を調べるのは難しいかもしれません。

通学時間・共学・別学・大学付属・進学校といった項目別に優先順位を決めて調べていくと良いでしょう。

ぜひ、お子様に合った学校を見つけて欲しいと思います。

志望校が決まったら、過去問を徹底的にやることで合格の可能性が高くなります。

小学6年生の夏休みまでに、志望校を絞れるよう準備を進めていくようにしましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)